2017.04.27

気の悪さも見せ、厳しいレース結果に

意外といいところがあるかもと期待していたオルファンは、パドックでゴネたりレースでは追走に苦労したりで、残念ながら厳しいレース結果に。対照的にレッドルーファスとポイントブランクの7歳馬2頭は強い相手に好走してくれた。

◆4/22(土)福島1R 3歳未勝利(牝)…△ウィッシュノート(北村友)→4着
前走は太めで動ききれなかったところ、今回は長距離輸送もあって12キロ減でちょうどいい体つき。無駄な動作をせず落ち着いてパドックを周回できていたし、この馬なりに力強さも加わって前走以上の気配に見えた。揃ったスタートを切り、少し促して中団あたりにつけた。最内枠だったのでラチ沿いを進み、3コーナーに入ったあたりからはコーナーワークも生かして徐々に前へ進出。直線に向いてからは馬群を割る形でジリジリと前との差を詰めたものの、先頭に迫るほどの勢いはなく0.5秒差の4着まで。ジョッキーがロスなく上手に乗ってくれたし、馬も良く頑張ってはいるものの、現状ではこれが精一杯。

◆4/22(土)京都5R 3歳未勝利…△オルファン(池添)→15着
404キロの馬体は想定内で、なんとか400キロはキープできた。細いというよりは全体的に体つきが小さい。パドックに入ってきて3周くらいは落ち着いて全く問題なく歩けていたのに、4周目くらいからは歩くのを嫌がって立ち止まったりと気の悪さを見せ、その後は何度も促されて渋々歩いていた。ゲートをソロッと出てしまい、ダッシュも鈍くて後方2番手から。ペースとしてはまずまず流れ、向正面の時点でジョッキーが時折気合いを入れつつの追走。4コーナーに入っても依然として後方2番手のままで、この時点で先頭との差が15馬身くらいあって勝負圏外に。直線に入っても馬群の外に出す余裕がなく馬場の内側に入れる形となり、最後までピリッとした脚を使えないまま流れ込んだだけの15着に終わった。まだレースを理解していない面はあるにせよ、追走に一杯となってしまいこれはこの先も厳しそう。ただ後肢の蹴りが強いフットワークをしていたので、意外とダートの方が向いている可能性はある。
A43i9539 A43i9727

◆4/22(土)東京10R 府中S…×レッドルーファス(大野)→4着
この馬はパドックでうるさい面を見せると凡走するタイプだけど、今回は8ヶ月ぶりでも落ち着いていたし、トモの踏み込みが力強くキビキビとした歩様で、ここ数戦の中では一番良く見えた。スタート後に挟まれる形になり後方2番手から。コーナーワークで向正面に入るあたりでは後方4番手に位置した。平均ペースで縦長の展開になり、道中はずっと折り合ったまま後方4番手で動かずじっくり進めた。3~4コーナーでも持ったままで、直線に向いてから追い出すと、ジリジリと差を詰めて坂を上がってからもうひと伸びしたものの、先に抜け出した馬との差は詰められず4着まで。7歳馬の休み明けでこれだけ走れれば上々で、東京の1800m~2000mなら流れが向けば更に走れそうで楽しみになった。

◆4/22(土)東京11R オアシスS…×ポイントブランク(蛯名)→3着
筋肉質で典型的なダート馬なのでいつも歩様は硬く見えるけど、今回はこの馬なりに柔らかく歩けていたし、今まで見られなかった前向きさも感じられ、明らかに前走以上の状態。好スタートを決め、スッと2番手を取りに行った。逃げ馬が後続を5馬身ほど引き離す流れになり、2番手でも実質的に逃げているのと変わらないくらい実にスムーズな追走。3~4コーナーを持ったままいい手応えで周り、直線に向いてもまだ追い出しを待つ余裕もあり、残り300m地点では一旦先頭に立って後続を引き離し、一瞬勝ったかと思ったら、残り200m地点からは脚色が鈍ってしまい、中団に控えていた2頭に外から強襲されて3着となった。オープン特別にしてはかなり強いメンバーを相手に、しかも7歳馬であわやのシーンも作れたし、前が完全につぶれる展開だった中でただ1頭上位に残っているし、本当によく頑張ってくれている。1400mならオープン勝ちのチャンスも十分。

◆4/23(日)福島10R 飯盛山特別…×エリオットベイ(杉原)→14着
グリーンチャンネルで映った範囲では、いつもに増して肩の出が悪く、中1週での出走が仇になった感。とはいえ10キロ減で体つきは明らかに前走以上だし、トモの踏み込みには力強さがあった。まずまずのスタートを切り、あまり急かせずに中団あたりに控えた。内の3番ゲートからのスタートだったのに、1コーナーへ入るまでに上手く馬群の外へ出せた。中団で向正面に入り、勝負処でもなかなか前との差を詰められず、外からマクられてポジションを悪くしてしまい、3コーナーから追われてもなかなか馬が反応しないままで、直線に向いた頃には後方馬群に沈んでしまい勝負圏外に。結局はブービーの14着に終わった。いい位置を取れたのにレースの後半では馬が全く動かず大敗を喫してしまい、これは厳しそうだと思っていたら、レース後に成績不振での引退が発表された。オークションに出品されることになり、広いコースの門別か大井なら馬格もあるし意外と走れるのでは。

【次週出走予定】
◆4/28(金)園田11R C1特別…ハルカカナタ(田中学)
◆4/29(土)新潟8R 4歳以上500万下…デューズワイルズ(北村友)
◆4/30(日)京都1R 3歳未勝利(牝)…アスティル(川田)
◆4/30(日)京都7R 4歳以上500万下…ノーブルソニック(松山)
◆4/30(日)京都9R 糺の森特別…レーヌドブリエ(池添)
◆4/30(日)東京11R スイートピーS…キュイキュイ(柴山)
◆4/30(日)東京12R 4歳以上1000万下…クロークス(北村宏)

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2017.04.24

完璧な乗り方でも2着に敗れる

必勝を期して臨んだレースで、森騎手も完璧に乗ってくれたにも関わらず2着。今回は力及ばず、勝ち馬が強かった。

◆4/21(金)大井4R 3歳380万円以下…◎フェドゥラフォレ(森泰斗)→2着
6キロ増えていたのは好材料だし、落ち着きすぎていた前走とは違って少し気合いを見せるようになり、だいぶ雰囲気が良くなってきた。今回は揃ったスタートを切り、少し抑え加減で2番手に控えた。逃げ馬から2馬身ほど離れた理想的な位置取りで、4コーナーに入ったあたりで持ったままいい手応えで逃げ馬の1馬身差まで詰め寄った。直線に向くと外から来た馬と併走する形で差を詰め、残り200m地点では一旦先頭に立ったものの、そこからは外の馬の脚色が優勢で1馬身1/4差の2着となった。課題だったスタートも文句なしに決めたし、ハナに立つのではなく2番手というのも理想的。追い出しのタイミングも完璧で、非の打ち所がない乗り方をしてくれて時計も短縮しているのにそれでも2着だったので、勝った馬が強かったとしか言いようがない。次走も引き続きチャンス。
A43i9403 A43i9453

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2017.04.21

オルフェーヴルの全妹がようやくデビュー

ドリームジャーニー・オルフェーヴルの全妹、オルファンがようやくデビューを迎える。追い切りの動きも決して悪くなく、意外と期待は持てそうで、どこまで走れるか不安もあるけど楽しみ。

◆4/22(土)福島1R 3歳未勝利(牝)…△ウィッシュノート(北村友)
小柄なゴールドアリュール産駒で、ある程度前で競馬はできるものの直線で差を詰められず善戦止まりの競馬しかできない。前走は馬体が太くて直線でバテてしまい、今回は中間ビシッと追われているし福島までの輸送があるので、動ける体つきにはなっているはず。過去3戦、松若騎手がこれ以上ないほど上手く乗っても4着が最高だったので、あまり強気にはなれないけど1150mの距離はいいと思うし、デビューから3着・5着と好走歴のある北村騎手に乗ってもらえ、ここは入着程度は期待したい。

◆4/22(土)京都5R 3歳未勝利…△オルファン(池添)
小柄で体質が弱いためここまで遅くなったけど、ようやくデビューを迎えられることになった。400キロそこそこの小柄な馬で、細いというよりは背が低くて全体的に馬体の造りが小さい。2歳の夏までは坂路でも17秒より速い時計を出せず、全体的に体力不足でフラつきながら走っていたし、2歳の11月に栗東トレセンへ入厩してもゲート試験合格に時間がかかり、合格後も骨瘤ができたり追い切り後にスクミが出たりと順調さを欠き、これは厳しそうだと半ば諦めかけた。ところが先月になって栗東へ帰厩してからはこの馬なりに体質が強くなって毎週のように一杯で追えるようになり、5歳1000万条件の馬と併せても遜色のない動きを見せ、意外と走れそうで楽しみも出てきた。とはいえ400キロ前後での出走になりそうだし、落ち着きに欠く気性で、しかも既走馬相手のデビュー戦はかなり厳しいけど、スタートで後手を踏まずに中団より前に位置できれば、上位争いに加わる余地もありそう。今後に期待できる走りを見せて欲しい。

◆4/22(土)東京10R 府中S…×レッドルーファス(大野)
背腰の疲れや、膝に熱を持ったり寝違えて首や腰を傷めたりと、小さなトラブルが続いて8ヶ月ぶりの出走となる。2月頭からじっくり乗り込まれているので仕上がりは良さそうだけど、もう7歳になってここのところ苦戦続きで上積みは乏しく、相性の良い東京コースでどこまで走れるかといったところ。11頭立ての少頭数で近走不振馬が多く、流れが向けば入着くらいならあり得そう。過去2年、このレースで5着・2着と好走できており、開幕週の綺麗な芝は向いてそう。

◆4/22(土)東京11R オアシスS…×ポイントブランク(蛯名)
前走はオープン昇級初戦で5着に好走し、強い相手にもやれるところを見せてくれた。1400mに距離を短縮して好走していたので、今回ダート1600mに少し距離が延長されてどうなるか。もともと相手なりに走れる面はあり、スムーズに先行できればなかなかバテない渋太い脚を使えるので、ここも前の方へ行けるかどうかがカギになる。重賞級のメンバーが揃っていてあまり強気にはなれないけど、前へ行きたい馬が少ないし蛯名騎手との相性も良く、少しでも前の着順になるよう頑張って欲しい。

◆4/23(日)福島10R 飯盛山特別…×エリオットベイ(杉原)
1年を超える長期休養後、15着・6着と徐々にレース内容は良くなってきている。前走6着とはいえ若手騎手限定戦でレベルが低く、時計面もかなり平凡だったのでどこまで前進できるか。今回も特別戦ながら1頭抜けた馬がいるほかは前走着外の馬ばかりで、前の方へ行ってモマれないレースができれば流れ込みも見込める。使っていくうちに良くなるタイプだけに、中1週で出走できるのはプラス。

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2017.04.20

リーディングジョッキー確保で必勝の鞍

お姉さんのララベル・ブレッザフレスカがともに2着だったので、ここは3歳の妹が1着を取りに行く。

◆4/21(金)大井4R 3歳380万円以下…◎フェドゥラフォレ(森泰斗)
前走はスタートで後手を踏みながら押してハナに立たせ、直線で粘れずの4着だった。バテたというよりは内が伸びない馬場状態が災いした感。ゲートの出が悪い馬なので、ハナを切るまでに脚を使ってしまうのももう一息足りない要因。今回はゲート後入れの偶数番を引いたことで少しは出遅れる可能性が低くなったし、何よりもリーディングの森騎手に乗ってもらえるのは何よりも心強く、大船に乗った気分でレースに臨める。時計面の裏付けもあり、主催者が馬場の内側に砂を入れるでもしない限りは勝利が期待できそう。優駿スプリント挑戦への望みをつなぐためにもここは必勝の鞍。前走は妙に落ち着いていたこともあり、少しうるさいくらいでちょうどいい。

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2017.04.19

C1への昇級戦でも惜しい2着

ブレッザフレスカは昇級戦で好走、ヴェルティーチェは最下級条件で大敗と、明暗分かれる結果に。

◆4/17(月)大井2R 3歳55万円以下…◎ヴェルティーチェ(▲藤田凌)→11着
4ヶ月ぶりなのに20キロ減ってしまい、横から見ると別に腹が巻き上がってはいないけど、馬体の幅が全然なくていかにも非力な印象。いいスタートを切ったものの、抜群のスタートダッシュを決めた馬に前をカットされ、引いてポジションを悪くして中団のやや後方から。ラチ沿いに進路を取って3~4コーナーは中団をキープしたものの、直線に向いた途端に脚をなくして11着に終わった。不利が大きかったけど、仮にスムーズにハナを切っていたとしても、あの馬体では直線で粘るのは難しかったはず。放牧に出したはずのNF天栄で、休ませることなく15~18秒のキャンターを乗っているようでは馬も膨らまない。一番下のクラスでは今回のように初出走馬が出てきてかえってレベルが高くなるので、何とか賞金を稼いでもう1つ上の組で走らせたいところだけど、最下級で二桁着順ではそろそろ首筋が寒くなってくる。
A43i8704 A43i8731

◆4/17(月)大井8R C1(十)(十一)…◎ブレッザフレスカ(繁田)→2着
パドックに入ってきた当初は弱点の右トモが全然前に出ず、これは厳しそうだと思っていたら、周回を重ねていくうちにだいぶ前へ出るようになり、前走ほどではないにせよまずまずの状態に見えた。互角のスタートを切り、押してハナを取りに行った。半馬身ほどのリードをとり、3~4コーナーも特に絡まれることなく半馬身差をキープ。直線に向いてから追い出しを我慢する余裕があり、残り300m地点から追われると一旦2馬身ほどのリードを取り、セーフティーリードに見えたものの、残り100mからは1番人気馬に外からジリジリと差を詰められ、ゴール前でクビ差交わされて惜しくも2着となった。3着以下は5馬身離しているし、結果的に相手が悪かった印象。C1クラスへの昇級戦でよく頑張っているし、逃げる形が完全に板に付いた。
A43i8794 A43i9051

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2017.04.17

逃げ切っての連勝を期待

2頭とも楽にハナを切れそうなメンバー構成で、外差し向きの馬場状態になっていなければ2頭とも勝ち負けの競馬に持ち込める。

◆4/17(月)大井2R 3歳55万円以下…◎ヴェルティーチェ(▲藤田凌)
デビューから2戦して、いずれもいったん先頭に立ちながらも直線で伸びあぐねるレースで勝ちきれないまま。今回はリフレッシュ放牧明けで4ヶ月ぶりのレースとなる。休ませたわりには馬体が増えていないようだけど、過去2戦ともスムーズに先行して労せずいいポジションを取れるのは強みで、少なくとも既走馬には負けないのでは。6頭いる初出走馬もスタートではモタモタするだろうから、3キロ減を生かしてハナを切り、そのままリードを保って逃げ切るようなレースができれば。荒山厩舎所属の藤田ジョッキーがこの日デビューを迎え、初勝利となることを期待したい。

◆4/17(月)大井8R C1(十)(十一)…◎ブレッザフレスカ(繁田)
前走は逃げて直線に向いてずっと並び掛けられる苦しい展開ながら、結局最後まで抜かせずハナ差凌いで連勝した。競り合いになった時の強さは兄ブリージーストーム・姉ララベル譲りで、レースを重ねるごとに時計も詰めていて、ここに来て馬の成長を感じる。今回はC1クラスへの昇級戦とはいえ、楽にハナを切れそうなメンバー構成だし、前回と同じくらい走れば時計的にも十分通用する。追い切りの動きも非常に良く、弱点である右トモも以前ほどは気にならなくなっており、逃げ切っての3連勝を。

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2017.04.16

距離短縮に対応も最適とは?

アナザーバージョン・ストレンジクォークは、距離短縮にも十分対応してくれたけど、短縮でさらに良さが出たかは疑問符で、結局は今まで通りの距離の方が勝つ可能性は高そう。

◆4/08(土)中山4R 3歳未勝利(牝)…△ノーブルクラウン(内田)→3着
大柄な牝馬で、6キロ絞れて数字通りに体つきが締まってきたし、トモの踏み込みも力強さがあって、今の未勝利クラスなら上位レベルの馬体。まずまずのスタートから、ムチを入れて押してハナを取りに行った。平均的なペースで1馬身ほどリードを保っての逃げで、ペースを落とさず向正面では2馬身ほどのリードに。いい手応えで3~4コーナーを回り、2馬身のリードを保ったまま直線に向くと、残り100mまでは先頭を保っていたものの、追い出すと走りがバラバラになる感じで外から2頭に交わされて3着となった。レース中に鼻出血を発症していることが分かり、左前脚の骨折も判明した。初勝利は手の届くところまで来たのに未勝利戦があるうちの復帰は残念ながら難しくなった。

◆4/08(土)福島6R 4歳以上500万下…×エリオットベイ(杉原)→6着
肩の出がまだもう一つだけど、余計な仕草はせずに落ち着いてパドックを周回し、8キロ減っていたのも好材料。まずまずのスタートを切り、あまり前へは行けずに後方5番手から。最内枠がたたって動けず、向正面では後方3番手に下がったものの、3コーナー手前からは内ラチ沿いをスルスルと上がって中団あたりまでポジションを押し上げ、4コーナーでポッカリ外が空いたところをジワジワと差を詰め、直線でもバテた馬はしっかり交わして6着となった。若手騎手限定戦でレベルが低く6着では満足できないけど、だいぶレースに参加できるようになり、もう少し絞れれば入着級には走れそう。

◆4/08(土)阪神8R 4歳以上500万下…×デューズワイルズ(浜中)→9着
半年ぶりでも馬体が増えていなかったのは不満だけど、手先の軽い歩様で落ち着いてパドックを周回できていたのは好感。この馬にしてはまずまずのスタートを切ったものの、馬なりで後方からの競馬に。向正面に入ってからも馬群の外から馬なりでポジションを押し上げて中団に位置し、そこからはだいぶ馬群の一番外を回されてしまい、直線に向いた時にはもう余力がなく9着に終わった。せっかくいいスタートを切ったのだからもっと積極的なポジションを取りに行けば良かったし、向正面でも中途半端に上がっていくのではなく先頭に立つくらいマクればいいものを、どうにも中途半端な乗り方で納得がいかない。

◆4/08(土)福島12R 桑折特別…◎クイックモーション(津村)→7着
細身の馬で6キロ減ったのはマイナスで、お腹のあたりが巻き上がって数字以上に細く見えた。その割には落ち着いてパドックを周回できていて、一応力は出せる状態。まずまずのスタートを切り、中団のやや後ろから競馬を進めた。縦長の平均ペースとなり、この馬にとってはちょうどいい流れに見えたものの、3コーナーに入ったあたりで早くも手が動き始めた。内ラチ沿いから徐々に先頭との差を詰め、直線に向いてからは前が塞がって追い辛くなるシーンもあり7着に終わった。ピリッとした面がなかったし、今回のメンバーを相手に苦戦しているようでは降級前にもう1つ勝つのは難しそう。

◆4/09(日)中山9R デイジー賞(牝)…○キュイキュイ(柴山)→5着
小柄な牝馬なのでプラス4キロと少しでも増えたのは好材料。ただ、相変わらずチャカつきながらパドックを周回していて、気性面の成長はあまり見られず。まずまずのスタートを切り、行きたがるのを抑え加減でちょうど中団あたりに位置した。馬の後ろに入れて馬を落ち着かせ、向正面に入ったあたりで折り合うと、3コーナーからは持ったままジンワリとポジションを押し上げ、直線に向いてからは馬場の綺麗なところに進路を取ってジリジリと差を詰めたものの、先頭に迫るほどの勢いはなく5着まで。芝1800m戦で1:53.6のレース時計だったようにかなり力の要る馬場状態になったわりには好走できたし、柴山騎手も実に上手く乗ってくれた。

◆4/09(日)阪神9R 忘れな草賞…◎イストワールファム(ルメール)→4着
阪神までの長距離輸送があってもマイナス2キロにとどまったし、パドックの外を歩いて全体的な気配は良好。ただ肩の出が悪かったのは気になった。五分のスターをを切り、ジンワリと下げて中団馬群の5番手に付けた。ややスローな流れになり、ポジションが変わらないまま淡々とレースが進んだ。4コーナーの勝負どころでジョッキーがGOサインを出すと馬が一瞬のうちに反応して4番手まで上がった時には勝利を確信したものの、直線に向いてからはなかなかピリッとした脚が使えずモタついて、内にモタれて伸びずに4着となった。だいぶ回復したとは言えローエングリン産駒が苦手としている稍重の馬場だったし、また自己条件で巻き返したい。

◆4/15(土)中山12R 鹿島特別…▲アナザーバージョン(内田)→3着
いつものように落ち着いてパドックを周回し、歩様も非常にスムーズ。久々に装着したブリンカーを気にしていたのか、クビをかしげながら歩いていた。まずまずのスタートを切り、外にヨレたのを修正しつつ中団のインコースに位置した。初の1200m戦でも道中の追走はスムーズで、内ラチ沿いでいい手応えのまま3~4コーナーを回り、直線に向いてからも徐々に馬群の外へ出し、そこからはいい脚を使って内の馬を交わしいったん2番手まで上がったものの、大外から直線強襲してきた追い込み馬の脚には及ばず3着となった。1200mの速い流れに対応できたとはいえ、ロスなく立ち回っても勝ち馬を脅かすほどの脚はなかったことから、この1戦を見た限りでは東京ダート1400mの方が勝つチャンスは高そう。とはいえ馬群の内でモマれても最後までしっかり走れたあたりはこの馬の成長を感じるし、これなら通算収得賞金1億円も実現できそう。
A43i8171 A43i8259

◆4/16(日)中山12R 春興S…▲ストレンジクォーク(ルメール)→3着
どちらかと言えばパドックではあまりよく見えない馬。8キロ絞れて体つきがスッキリしてきたけど、ちょっと歩きに覇気が感じられないのは気になった。まずまずのスタートから、行きたがるのをかなり抑え加減で5番手で向正面に入った。3コーナーでうまく馬群の外に出せ、5番手のまま4コーナーを回って追い出されると、直線に向いたあたりではモタモタしてなかなか差を詰められず、外から来た馬に交わされ掲示板の怪しい脚色だったのに、坂を上がりきってからはまたいい脚を使って差し返して3着に押し上げた。前半でかなり掛かった割には脚を使えたけど、1800~2000mよりもマイルの方が良さそうには見えず、やはり中山の2000mくらいで後方から差す競馬が一番合ってそう。この馬も5歳にして条件馬ながら収得賞金が8000万を超え、よく頑張ってくれている。

【次週出走予定】
◆4/17(月)大井2R 3歳55万円以下…ヴェルティーチェ(▲藤田凌)
◆4/17(月)大井8R C1(十)(十一)…ブレッザフレスカ(繁田)
◆4/18(火)大井4R 3歳125万円以下…シルエットロマン(有年)
◆4/21(金)大井4R 3歳380万円以下…フェドゥラフォレ(未定)
◆4/22(土)京都5R 3歳未勝利…オルファン(池添)
◆4/22(土)東京10R 府中S…レッドルーファス(大野)
◆4/22(土)東京11R オアシスS…ポイントブランク(蛯名)
◆4/23(日)京都1R 3歳未勝利(牝)…ウィッシュノート(松若)
◆4/23(日)福島10R 飯盛山特別…エリオットベイ(未定)

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2017.04.15

初の1200m戦で激変なるか?

アナザーバージョンは勝たずに入着を繰り返しての賞金稼ぎを願っていたら、ここのところ2着・3着・4着・5着・6着と1つずつ着順を落としてしまっている。詰めの甘さが残るので、今回思い切って中山ダート1200mへ狙いを変えたのは面白いと思う。

◆4/15(土)中山12R 鹿島特別…▲アナザーバージョン(内田)
東京コースに良績が集中しているため左回りで直線の長いコースばかり狙って出走していたので、右回りのコースは13戦ぶりとなる。中山は過去2戦して10着・12着といずれも大敗しているけど、福島は2着・4着なので右回りが走れないわけではない。ただ今回は初の1200m戦というのがどう出るか。レースを止めてしまう悪癖があるので距離を短縮することで最後まで集中して走れるようになるかもしれないし、スピードに付いて行けない可能性もある。これといって強いメンバーは見当たらないものの、もともと相手なりに走るタイプ。モマ弱さが残る馬なので内めの4番ゲートに入ったのは減点材料。スタートはいい馬なので、ある程度のポジションに位置してジリジリと先頭に詰め寄るようなレースをしたい。当初は東京戦の予定だったのが、あまりに状態が良いので早めに帰厩して中山に回った経緯があり、調子の良さも生かしたい。

◆4/16(日)中山12R 春興S…▲ストレンジクォーク(ルメール)
ちょっと詰めの甘さもある馬で、昨年2月に1000万特別を勝ってから2着が4回あり、再度勝利するまで6戦を要した。その前走はあまり得意ではなかった東京コースで完勝できたのは大きく、得意の中山コースに替わって引き続き勝ち負けの競馬に持ち込めそう。今回は初のマイル戦になるものの、血統的にはマイルでの活躍馬ばかりでむしろ向くのでは。もともと準オープンは2戦して2着が2回と好走実績があるし、引き続きルメール騎手に乗ってもらえるのはプラスで、ここも実力的には十分通用する。中山の芝は昨日からかなり時計が出やすい馬場状態で、後ろの方に下げすぎると届かない恐れも。

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2017.04.13

正攻法のレースで2着好走

◆4/12(水)船橋11R マリーンC…○ララベル(森)→2着
570キロまでなら許容範囲だと思っていたので、567キロはちょうどいい馬体重。実際にパドックでララベルを見ても全然太くはなかった。もともとパドックでの歩様は良くないタイプだけど、いつもに増してやる気がなさそうに歩いていたし、前肢の出が硬いのは気になっていた。ところが森騎手が乗った瞬間にスイッチが入ったようで、まるで別馬のように気合いを前面に出して歩き始め、この時点で好走を確信できた。レースでは好ダッシュを決めて全く労せずハナに立った。同厩のリンダリンダを1馬身ほど引き離しての速い流れでの逃げとなり、道中は絡まれることなくスムーズな走りができた。3コーナーまでは1馬身のリードを保ちつつ、4コーナーでは外から2頭に並び掛けられてもまだ手応えには余裕があり、直線に入っても先頭でよく粘っていて、残り200m地点でホワイトフーガに交わされたものの、最後までよく食らい付いて2着は危なげなくキープしてのゴールとなった。

元々抱えていた右トモの弱さはまだ完全には解消されていないけど、今回は状態面に不安がなくレースを迎えられたし、25キロ増えても好走できたように5歳にしてまだ馬体が成長していたのも大きい。ハイペースの逃げを打って目標にされながら2着と、決して展開に恵まれたわけではなく正攻法のレースに持ち込んでJRA所属馬相手に勝ち負けに持ち込めたのは大きいし、交流重賞好走でララベルの名前が全国区になったのが何よりも嬉しい。次走は7/6(木)に川崎で行われるスパーキングレディーカップの予定とのこと。左回りの1600m戦で引き続き55キロで出走可能で、川崎は逃げ先行が圧倒的有利なので、ホワイトフーガとの3馬身差をもっと詰められそうで楽しみ。
A43i7617 A43i7716
20170412 20170412_04_2

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2017.04.12

適条件・気配上昇で今回は好勝負

例年、春先は状態が整わずに苦労していたのに、今回は状態面に不安はなくコース形態もララベルにとってベスト条件で、前走大敗からの巻き返しは必至。レースが楽しみでならない。

◆4/12(水)船橋11R マリーンC…○ララベル(森)
昨年12月のクイーン賞以来、4ヶ月ぶりの出走。その前走は、JBCレディスクラシック出走取り消しの原因になった右トモの治療の影響で状態が整わず、思わぬ大敗を喫した。もともと休み明けでフレッシュな状態の方が走る馬だし、今回はどこも悪いところがなく、5歳にしてさらに馬体がパワーアップしているそうで、生涯最高のデキだった3歳秋のスターバーストカップ当時と同等のいい状態でレースに臨めるのでは。昨秋のレディースプレリュードでは初のJRA勢を相手に、直線でハミが抜けてしまうアクシデントがありながら小差4着と、マトモなら2着はあったレース内容だったし、今回のメンバーでも決して格負けはしない。右トモが弱い馬で右回りだと内にモタれてしまうため、船橋の左回り1600m戦は間違いなくベスト条件。主戦の真島騎手が乗れないのは残念だけど、いいポジションを確保するのが抜群に巧い森騎手なら何ら不安はない。昨年は結果的に3戦しか使えず物足りない成績に終わったので、ぜひ今年はJRA勢を相手に勝利をつかんで欲しい。

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