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2017.11.05

大井生え抜き馬としての歴史的快挙

JBCレディスクラシック制覇から丸一日以上経ち、レースVTRも繰り返し繰り返し見ているのに、まだ快挙達成の実感が湧かずにフワフワしたままです。

◆11/03(金)大井7R JBCレディスクラシック…◎ララベル(真島)→1着
冬毛は出始めていたけど馬体の張り艶は前走以上に良くなっていたし、しっかりとトモも前に出ていて力強い踏み込みをしていて、気配は申し分なし。でもしきりに尻尾を振ったり時々蹴ろうとしたりイライラしているように見えたけど、装鞍所にいる時からハエを気にしていたそう。揃ったスタートを切り、内へモタれて少し立て直しつつも全く労せず3番手に位置した。武豊騎手のプリンシアコメータが逃げて2番手に大井の馬という理想的な位置関係となり、道中はややスローな流れでもペースが緩むことなく淡々とした展開に。武豊騎手の遅からず早からずの絶妙なラップにより向正面で動く馬もなく、3番手をキープしたまま3コーナーに入った。いち早く真島騎手の手が動き始めたので一瞬ヒヤッとしたものの、4コーナーで2番手にいたプリンセスバリューを交わして2番手に上がり、直線に向いて一気に逃げるプリンシアコメータに並び掛けると、馬体を完全に併せたままの追い比べになり、残り150m地点でララベルが苦しくなって内にモタれプリンシアコメータに寄ってしまい、そこからまた2頭が立て直して完全に併走状態が続き、ゴール直前でグイッとアタマだけララベルが前に出て1着、生涯最大の目標としていたビッグタイトルを獲得した。
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圧倒的1番人気になるはずだったクイーンマンボが挫跖で回避し、武豊騎手の絶妙な逃げで後続も脚を使わされる展開になるなど恵まれた面はあったにせよ、厩舎スタッフの方が最後の大一番で究極の仕上げをララベルに施してゲートに入り、理想的な位置取り・仕掛け方で真島騎手がレースを運び(プリンシアコメータに迷惑を掛けたことは陳謝)、夢だったJRA交流重賞制覇を最上級のJBCレディスクラシックで果たしてくれた。

ララベルは、追い切るとスクんだり蕁麻疹が出たり、ウイークポイントの右トモがなかなか良化せず走りのバランスが悪かったりなど、常にどこかしら不安を抱えていて思うような仕上げが全くできず、一度として満足な状態でレースに出たことがなかった。厩舎スタッフの方や獣医さんの苦労も並大抵のものではなかったはずだけど、それでも工夫して何とか少しでも良い状態へと馬を作ってくれ、真島騎手もレースで上手くララベルを導いてくれて、それが浦和の桜花賞勝ちなど南関東重賞5勝につながり、JRA交流重賞でも好走を繰り返して戴冠まであと一歩のところまで迫っていた。そういう背景があるので、単に最大目標のレースを勝って喜んでるのではなく、全員が総力を結集して挑んだ最高峰レースで最良の成果を挙げたという点が何よりも嬉しい。個人的には、もう競馬においてはこれ以上の喜びは存在しないはずだし、ララベルは来年の3月で引退・繁殖入りが確定していることから目標とするレースがないので喪失感すらあるけれど、幸運にも「大井生え抜きの馬で大井のJpn1レースを勝つ」という歴史的快挙に関われたことを全ての関係者に感謝したい。

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コメント

Eさん、こんばんは!
ありがとうございます!

レース動画を通算200回は見ましたが、未だに勝ったことが信じられません。
どの馬も厩舎スタッフの方が苦労して仕上げているでしょうけど、
この馬の場合はちょっと強く追い切るとすぐに反動が出るなど、
並大抵の難しさではなかったので、本当に関係者の方の苦労が報われて良かったです。

ブリーズドゥースもここ3戦いいところがありませんでしたが、
前走はかなりガレていたそうなので、しがらきで馬を作り直してもらい、改めて頑張って欲しいですね。

投稿: 遠藤 | 2017.11.07 01:50

りょんさん、こんばんは!
ありがとうございます!

2歳時にローレル賞を勝っただけでもメチャクチャ嬉しかったのに、
まさかここまで走ってくれるとは思ってもいませんでした。
いちばんのお気に入り馬がこんな大きなタイトルを獲得してくれて感無量です。

フレスカも更に良くなってきたとのことで、次開催の出走が楽しみですね。
鞍上は引き続き真島騎手を予定しているそうです。

投稿: 遠藤 | 2017.11.07 01:45

遠藤さん

ララベルのGI獲得おめでとうございます。
痺れましたねぇ^^
関係者の皆さんの努力の賜物ですね。
本当におめでとうございます。

妹のブリーズドゥースもあやかりたいところなのです^^;

投稿: E | 2017.11.06 23:32

遠藤さん本当におめでとうございます。

ララベルは自分が出資してるブレッザフレスカの姉ということもあり、2歳の頃からずっと応援してました。毎回のように期待以上の走りを見せてくれて、ついにg1の舞台で優勝し、本当に嬉しかったです。遠藤さんのブログもララベルの記事は毎回読み喜びを共感してました。

投稿: りょん | 2017.11.05 07:13

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