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2017.11.20

勝負所の反応が悪く、G1では力不足

マイルCSに挑戦したグランシルクは人気通りの着順となり、現状では一線級に入ると力不足。ストロングタイタンは今回も2着ながら、ストレンジクォークが目出度くオープン入りしてくれた。

◆11/17(金)大井9R C1(七)(八)(九)…◎ブレッザフレスカ(真島)→7着
いつもパドックでは右トモの歩様が良くない馬が、今回は左トモがなかなか前へ出ない歩き方をしていた。パドックを曲がる時は左が内側になるので前へは当然出にくいけど、真っ直ぐ歩いていても左が出ていなかったので、レース前から好走は難しそうな雰囲気。落ち着きがあって7キロ減でもちょうどいい体つきに見えた。揃ったスタートを切り、抜群のダッシュでスンナリとハナに立った。道中は半馬身ほどリードしての逃げで、外から2頭に並び掛けられて直線に入ると、残り200mまでは何とか先頭争いに踏ん張っていたものの、そこからは脚色が怪しくなってしまい、残り50m地点でドッと外から交わされて7着に終わった。この馬の持ち時計からすると物足りない走破時計だし、ペースもさほど速くなかった。直線で踏ん張れなかったのは左トモの影響が大きいのかも。
A43i1406 A43i1611

◆11/18(土)東京10R ユートピアS…△レーヌドブリエ(内田)→12着
パドックでの落ち着きがレース成績に直結するタイプ。ここ最近では珍しくチャカつく面を見せていたし、小柄な馬なので東京までの輸送があって8キロ減っていたのも歓迎できず。あまり良いスタートを切れず、直後に挟まれるような感じで最後方から。見るからにスローな流れになってしまい、後方2番手で3コーナーに入っても特に動く馬はなく隊列も変わらないまま。後方2番手で直線に向き、馬群の外から差を詰めようとしても全く進む気配がなく、結局はブービーのままの12着に終わった。流れが向かなかったのもあるけど、それにしても全く脚を使えないまま終わったのが気になる。小雨は降っていても良馬場でレース上がりが33.7秒だから影響はなかったはず。

◆11/18(土)京都10R 修学院S…▲ストレンジクォーク(浜中)→1着
前走のパドックでは歩様の硬さとやる気のなさが気になったけど、今回も全く同じような雰囲気で肩の出が悪くトボトボと歩いていて、上位争いは厳しそうな雰囲気。でも京都までの輸送があっても6キロ増えていたのは好材料。揃ったスタートを切り、やや抑え加減で逃げ馬の直後の3番手に位置した。やや掛かり加減なのをなだめながらの追走で、前へ馬を置く形で理想的な位置取り。3番手をキープしつつ内ラチ沿いに位置していたため3~4コーナーでも全く動かないままじっくりと構えて直線に向き、逃げ馬の横が開いたところを突いてスルスルと伸び、先に抜け出した馬を内側からクビ差交わして1着、通算5勝目を挙げた。準オープンは勝てる実力の持ち主だったけど、それにしてもパドックの気配が前走と同様に冴えなかったのに、これだけ走れるとはちょっとビックリ。もともと気配が目立つ馬ではなく、5歳になってそういうものなのかも。浜中騎手が直線に向くまで慌てることなく上手に乗ってくれたことも大きい。

◆11/18(土)京都11R アンドロメダS…◎ストロングタイタン(Mデムーロ)→2着
パドックの気配がそのまま成績に繋がる馬。今回はキビキビと元気良く歩けていて、馬体の張り艶も申し分なく勝ち負けに持ち込めるレベルの状態だった。揃ったスタートを切り、持ったままスンナリと5番手に位置した。大外枠だったので2コーナーに入るまでかなり外を回らされる形になり、向正面に出る頃には7番手に。3コーナーからは馬群が固まってちょうど真ん中のあたりを走り、直線に向くと中団馬群を割って良く伸びて一旦先頭に立ちかけたものの、馬群の外から伸びて来た馬には1馬身ほど及ばず2着となった。ポジションが定まった2コーナー以降はロスなく立ち回れたけど、そこまでにだいぶ外を回らされたのが厳しかった。重馬場もあまり良くなく、良馬場ならオープン特別はすぐ勝てるところまで来た。

◆11/19(日)東京11R 霜月S…×ポイントブランク(川須)→13着
16キロ減の536キロでも全く細くないし、動けるちょうどいい体つき。この馬にしては珍しく自分からしっかりと歩けていたし、気の悪さを見せることなく明らかに気配は前走以上。揃ったスタートを切り、前へ行く馬が多くて外枠だったこともあり無理せず7番手から。先行争いは激化せず1400m戦にしてはスローな流れになり、馬群の外を回りつつ7番手のまま直線に向くと、懸命に追っても全く前との差を詰められず、むしろ残り400mの標識あたりからは早々に後退してしまい13着に終わった。追って味のある馬ではなく、直線先頭に立って粘り込むようなレースをしないと上位好走は難しいけど、オープンにもなるとそうそう簡単にそんなレースはさせてもらえない。
A43i1638

◆11/19(日)京都11R マイルCS…△グランシルク(田辺)→9着
前走で6キロ増えた分をちょうど減らして504キロと理想的な馬体重。いつものように2人牽きでクビを上下に振りながらも決してイレ込んでるわけではなく、この馬のいつもの状態だった。まずまずのスタートを切り、出たなりの位置取りで後方5番手から。3コーナーに入ってからの勝負所での反応が悪く、内から外から交わされてしまい後方2番手で直線に向くと、外から被されて馬群の外に出せず仕方なく馬群の中に突っ込む形になり、ソコソコは伸びたものの先頭集団に迫るほどの勢いはなく9着止まり。道中は同じような位置にいたペルシアンナイトが、3コーナーから進路を内に取ることによって直線に向いた時に3馬身前にいたし、この馬より後ろにいた馬にも切れ負けしていることから、やはりまだG1の舞台では力不足なのは歴然。田辺騎手も勝ちに行く乗り方ではなかったし、馬も勝負所での反応の悪さが目立った。

◆11/19(日)東京12R 3歳以上1000万下…△アップクォーク(戸崎)→2着
8ヶ月ぶりで12キロ増えていたけど、特に太い印象はなかったし、スムーズな歩様でしっかり歩けていて、パドックでは特に不安な面は見当たらなかった。ゲートの中でガタついて態勢を崩したままのスタートになってしまい、中団馬群の内側に位置した。相当なスローペースになってしまい、道中は抑え加減の追走。スローなのに道中で動く馬がおらず隊列が変わらないまま中団で直線に向くと、なかなか前がスカッとは開かず進路を探りながらの追い出しで、残り200mでようやく前がガラッと開いても道中かなり楽なペースで逃げていた馬にはなかなか迫れず、1馬身と少々の差で2着となった。この馬自身は上がり32.9秒で走っているので流れが向かなかったとしか言いようがない。特に左トモの影響は感じられなかったけど、ここまで高速の上がり勝負になってしまうと反動が心配になる。
A43i1674

【次週出走予定】
◆11/26(日)京都2R 2歳未勝利…エトワールドパリ(未定)
◆11/26(日)京都6R 3歳以上500万下…クロークス(☆荻野極)
◆11/26(日)東京7R ベゴニア賞…アンブロジオ(ルメール)
◆11/26(日)東京9R シャングリラ賞…アルーアキャロル(ルメール)

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