2018.07.15

理想的な乗り方で6戦目の初勝利

ブレイニーランが未勝利を卒業してくれ5週連続の勝利。次週も上位圏内は可能な馬がいて記録を伸ばせるかどうか。門別のショコラフレーズはちょっと頭を抱えたくなる敗戦を喫し、得意条件を見出せなくなってしまった。

◆7/09(月)大井11R ラウンジセブン賞…▲ガーデンズキュー(笹川)→2着
3ヶ月半ぶりでも1キロ減と馬体重に変動がなく、近走と同様にちょうどいい体つき。笹川騎手曰く、この馬は歩様が硬く見える時の方がいいとのことで、まさにその通りの雰囲気だった。好スタートを切り、あまり急かせず中団のやや後ろに位置して1コーナーに入った。馬群がバラけてかなり縦長の展開となり、向正面では先頭集団からポツンと離れてスムーズな追走。3コーナーから徐々に進出を開始し、4コーナーで外に出しつつ、直線で上手い具合に馬群の一番外に出すと内にいた各馬を一気に交わして2番手に上がり、そこからもジリジリとは伸びたものの先に抜け出した馬には迫れず2着となった。1800mも十分こなせたのは収穫だけど、残り200m過ぎで脚色が鈍っていたので本質的には距離が長そうだし内回りの方がいいのも確か。1600mの自己条件なら勝機も十分。
A43i0876 A43i1050

◆7/10(火)門別7R ルビー特別…▲ショコラフレーズ(宮崎)→5着
少しチャカついたり前走よりもうるさい面は見せていたけど、発汗はなくイレ込むほどではなかった。6キロ増えていたのもいい傾向で、トモの踏み込みもしっかりしていて好気配だった。ゲートの出はまずまずでも、あまり行き脚は付かず後方2番手から。今回も追走に余裕がなくジョッキーが促しながらの走りとなり、逃げ馬がかなり飛ばす展開で向正面では先頭から12馬身ほど離れた位置に。内ラチ沿いを通りつつ3コーナーの手前から早くもジョッキーのムチが飛び、それでもなかなか進んでいこうとせず最後方で直線に向くと、大バテした逃げ馬だけは交わしたものの、残り200mからは完全に脚が上がってしまいブービーの5着に終わった。スタートから終始ハミを取らなかったとのことだけど、かなり力の要る門別の1700mを走るための体力もまだ付いていない印象。幸いにして南関東への移籍に必要な賞金は稼げているし、レース経験を積んで徐々にでも走れるようになれば。

◆7/14(土)中京7R 3歳未勝利…◎ブレイニーラン(福永)→1着
3ヶ月ぶりでもマイナス2キロと増えず。まだトモが小ぶりでも細い印象はなく、この馬なりにはしっかりと歩けるようになっていて、休養前からの上積みは十分感じられた。揃ったスタートを切り、前のポジションは取りに行かず持ったまま馬なりで先頭馬群の後ろに位置した。馬群の外でいつでも動ける位置をキープし、3~4コーナーでは馬群の外からじんわりと2列目の5番手集団まで進出。直線に向いて追われると、直線の坂では少しモタついたものの、坂を上がった残り200mからはいい脚を繰り出して先頭に立ち、6戦目にして嬉しい初勝利を挙げた。いつでも動ける理想的なポジションを確保しつつ道中は無駄な加減速が一切ない、素晴らしく理想的な乗り方をしてくれた福永騎手によるところが大きい。

◆7/14(土)函館8R 3歳以上500万下(牝)…×キュイキュイ(△横山武)→8着
この中間、函館までの輸送があっても4キロ増えていたのは好材料だし、いつもに比べると落ち着きがあって、近走の中ではいい気配に見えた。揃ったスタートを切り、周りの馬が速くていいポジションが取れず後方3番手から。とはいえ追走に苦労するほどではなく馬群の中でレースを進め、3~4コーナーではインを立ち回った。後方3番手のインで直線に向くと、なかなか前が開かず少し進路に迷うシーンもあって、今ひとつ伸びきれず8着に終わった。12頭立ての8着だからあまり褒められないけど勝ち馬からは0.3秒差と小差だったし、前が開いていれば入着もあったレース内容で多少は前進できた。時計のかかる馬場は合っている。

【次週出走予定】
◆7/21(土)函館2R 3歳未勝利(牝)…トゥンバドーラ(☆加藤)
◆7/21(土)福島2R 3歳未勝利(牝)…ブリーズドゥース(石橋脩)
◆7/22(日)中京10R 尾頭橋特別…ソーディヴァイン(戸崎)
◆7/22(日)函館12R 潮騒特別…ブレッシングテレサ(藤岡佑)

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2018.07.13

そろそろ未勝利卒業を

ここのところ好調をキープして4週連続勝利中。今週は2頭の出走と少ないけど、記録を伸ばせるかどうか。

◆7/14(土)中京7R 3歳未勝利…◎ブレイニーラン(福永)
ここまで5戦して3着・2着・2着・3着・2着と着順は惜しい競馬が続いているけど、いずれも勝ち馬との接戦には持ち込めておらず、未勝利脱出にはもう一息。今回は骨瘤が出て3ヶ月ぶりのレースとなり、この馬なりには調教でも動けるようになっているし、未勝利戦もだいぶ煮詰まってきてメンバーレベルは楽になり、ここ一連のレースができれば勝てそうな雰囲気。阪神での好走歴もあることから、中京の坂は問題なさそう。今回が6戦目で、掲示板を外すともう芝のレースに出走できないおそれもあるため、今回で未勝利は卒業したい。

◆7/14(土)函館8R 3歳以上500万下(牝)…×キュイキュイ(△横山武)
2歳時に未勝利戦を勝ってからは7戦して5着が1回あるだけで、あとの6戦は大敗ばかり。短距離戦でも後方からバテた馬を交わす程度の内容で、芝1200m戦の今回も期待できそうもない。唯一5着に好走した時は道悪で極端に時計がかかる馬場状態だったこから、高速決着にはならない今の函館なら、ここ一連のレースよりは前進の余地がある。芝の短距離戦にしてはフルゲート割れの12頭立てでレースはしやすそうだし、何とか入着程度には走れないものか。バテてもいいので前へ行きたい。

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2018.07.09

距離延長で前進を

2歳のショコラフレーズが2戦目を迎える。前走はかなり荒削りな内容で何とか勝ち、まだまだ課題が多いのでどのような競馬をしてくれるか。今回は目標のレースでもなんでもないため、あっさりと何の不利もなくスムーズに勝つよりは次に繋がる負け方をした方が良さそう。

◆7/09(月)大井11R ラウンジセブン賞…▲ガーデンズキュー(笹川)
一息入れられて3ヶ月半ぶりの出走。特にどこかを傷めていたわけではないし、もともと間隔をしっかり空けてレースに臨んだ方が力を出せているので、久々でも全く問題なし。いい脚が長く続かないタイプのせいか、内回りの1600mの方が好走できていて、今回は外回りの1800m。この距離での勝ち鞍はなくても、3歳時にJRA交流戦で3着に好走した実績もあるので距離自体は問題なさそうだけど、この馬が掲示板を外した8回中6回は外回りなのも事実。長い直線で差を詰めようとせず、先頭に立って直線に入るくらいの競馬ができれば勝機もありそう。16頭フルゲートでも力量的には上位の存在。

◆7/10(火)門別7R ルビー特別…▲ショコラフレーズ(宮崎)
6月上旬の新馬戦以来、今回が2戦目となる。その新馬戦ではスタート直後から追走に苦労していたので、1200mから1700mへの距離延長はプラスに働きそうだけど、今年の門別は特に力が要るようになっていて、2歳のこの時期では体力的に持つかどうか心配な面も。前走後、クラブのレポートでは出走予定しか書かれておらず、レース後の様子が分からないので何とも言えないものの、デビュー戦で一緒に走ったメンバーの大半がその後勝ち上がっており、結果的にかなりレベルが高かったことから、オープン戦のここに入っても実力面は通用しそう。ここで上位争いして、月末のブリーダーズゴールドジュニアカップに向かいたい。

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2018.07.08

不振を極めていた馬の復活劇

ブレッシングテレサ、2年間にわたる12戦連続着外という長くて深いトンネルを経ての、格別に嬉しい勝利。

◆7/07(土)函館8R 3歳以上500万下…△ブレッシングテレサ(藤岡佑)→1着
中1週でも滞在効果で4キロ増えていい体つき。ただ、ここ最近では珍しく馬がイライラしながらパドックを周回していた。揃ったスタートを切り、抑えず馬の行く気に任せて中団馬群から。馬群の中でじっくり構える形になり、3~4コーナーでも外に出すスペースはなく持ったまま我慢。直線に向いてから追われると、上手い具合に前にスペースができて馬群をスパッと割って伸び、1頭だけ違う脚色で突き抜けると、1馬身3/4の差を付けて新馬勝ちから2年4ヶ月ぶりの通算2勝目を挙げた。能力不足ではなく調教では動けていた馬だったとはいえ、丸1年間もずっと二桁着順の大敗ばかりしていた馬を引退させず、よくここまで立て直して勝たせてくれたと感謝するばかり。

◆7/08(日)福島6R 2歳新馬…×オルオル(△藤田菜)→12着
400キロちょうどで出走。しっかりと体を使って歩けていたけど、全体的に細かったしトモが小さくて馬体の成長待ちといった印象。まずまずのスタートを切り、いったんは6番手集団に位置した。そこから徐々にスピードに付いていけない形になって追走に一杯で、4コーナーに入るあたりでは後方集団まで下がってしまい、最後の直線は追う余力がなく脚色が一杯になり12着に終わった。調教通りのレース内容で、せめて12秒台で上がれるようにならないとレースに参加できない。まだ2歳の夏なので、これから馬体が増えてくれば変わる可能性も。

◆7/08(日)函館12R かもめ島特別…○アグレアーブル(岩田)→3着
左前脚が突っ張ったような歩き方をするのはいつものこと。珍しくチャカつき気味に歩いていたけど、イレ込むほどではなかった。揃ったスタートを切り、じんわりと3番手の外に位置した。落ち着いた流れになっても抑え加減の追走になり、向正面に入ったあたりでは外から来た馬に交わされて、馬群の中でモマれる形に。ペースが上がった勝負所で動けずいつの間にかポジションがどんどん悪くなってしまい、後方3番手で直線に向くと、ジワジワとは差を詰めたものの先に抜け出した逃げ馬に迫るほどの勢いはなく3着まで。稍重の馬場状態を考えてもスローな流れだったのに抑えたのは疑問だし、外枠を生かさず窮屈な競馬をしてしまい、今回は完全に鞍上の乗り間違い。

◆7/08(日)函館12R かもめ島特別…△イストワールファム(ルメール)→2着
日曜日には特に雨が降らず、稍重でレースを迎えられたのは好材料。線の細い馬でも徐々に馬体重が増えてきて、今回も4キロ増え462キロと過去最高体重になったのは歓迎。トモの伸びが良くてしっかりと歩けていたけど、それでもまだまだ細く見えた。あまり良いスタートは切れず後方2番手から。内ラチ沿いを進み、周りの馬が折り合いに苦労したアオリを受け、なかなかスムーズな走りができないまま。3コーナーの入り口ではいったん最後方に下がり、そこから馬群の外に出して徐々に進出して5番手で直線に向くと、この馬もジワジワとは差を詰めたものの、先に抜け出した逃げ馬に迫るほどの勢いはなく2着止まり。2コーナーまでの800mが極端に緩い流れになってしまい後方からでは厳しかったし、函館の馬場も合わなかった。

【次週出走予定】
◆7/09(月)大井11R ラウンジセブン賞…ガーデンズキュー(笹川)
◆7/10(火)門別8R ルビー特別…ショコラフレーズ(宮崎)
◆7/14(土)函館2R 3歳未勝利(牝)…エトワールドパリ(未定)
◆7/14(土)中京7R 3歳未勝利…ブレイニーラン(福永)
◆7/14(土)函館8R 3歳以上500万下(牝)…キュイキュイ(未定)

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2018.07.07

馬場悪化で減点が必要

函館で出走する3頭は、良馬場ならいずれも勝ち負けに持ち込める力はあるけれど、道悪は減点が必要であまり強気になれない。

◆7/07(土)函館8R 3歳以上500万下…△ブレッシングテレサ(藤岡佑)
8戦連続二桁着順という不振の極みに達していた馬が、陣営の努力によって前走は2着に好走し、馬券圏内に入るのはデビュー戦以来の2年4ヶ月ぶりだった。前走と同様に函館芝1200m戦で、降級馬がいないメンバー構成になり、実力的には再度上位好走も期待できそう。ただし今回は道悪は避けられそうになく、重馬場の巧拙というよりはどうしても道悪になると後方からの差し・追い込みが利きづらくなり、その点がどう影響するか。せっかく後方待機で好走できるようになったので、届かないのを覚悟で後方から大外をブン回すような乗り方を期待したい。

◆7/08(日)福島6R 2歳新馬…×オルオル(△藤田菜)
YGGオーナーズの無料馬。美浦に入厩してから1ヶ月半ほどじっくりと調整され、ゲート試験も特に問題なく合格していたものの、馬体重が400キロほどしかなくて強めの追い切りができず、まだ調教では終いの1ハロンが14秒台しか計時できていない。バーディバーディ産駒でダートの方がいいはずだから、今回の芝1200mでは回ってくるだけになりそう。

◆7/08(日)函館12R かもめ島特別…○アグレアーブル(岩田)
前走は2番手から直線抜けだし、2年ぶりの3勝目を挙げた。函館は2戦2勝と相性がいいし今回も8頭立ての少頭数になり、昇級戦でも引き続き勝ち負けできそう。重馬場で勝っているので道悪自体は問題ないけど、2年前に函館で勝った時は重馬場の中を後方から無理に追い込んで脚を傷めたので、ここは勝ちに行く強引な競馬はせず前の方でスムーズに立ち回りたい。

◆7/08(日)函館12R かもめ島特別…△イストワールファム(ルメール)
今回が1000万条件への降級戦で、今回のメンバーの中では唯一の降級馬。2ヶ月ぶりでここを目標にキッチリと仕上げられたし、先行力・決め手とも持っている馬で、本来ならここでは断然の存在。ただ湿った馬場が苦手なローエングリン産駒で、実際に稍重だった忘れな草賞でも全く伸びずに敗れていることから、今回に関してはあまり自信がない。函館はもう雨は降らなそうなので、レースまでにどこまで馬場が回復するか。良馬場なら勝ち負け。

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2018.07.04

苦しい展開でも踏ん張って4着

◆7/04(水)川崎11R デイリー文月杯…△ブリージーストーム(今野)→4着
2キロ減の549キロで、最近はこれくらいの馬体重で好走していてほど良い体つき。歩様に力強さがあって張り艶とも引き続き良かったし、外見からは調子落ちは全く感じられなかった。揃ったスタートを切り、押して前へ行かせても外の4番手が精一杯。縦長の隊列になって4番手キープで向正面に出ると、追っ付け気味の走りになって先頭とは10馬身くらい離れる展開に。3コーナーではすぐ後ろの5~6番手にいた馬に内・外から並び掛けられつつも4番手集団は死守して直線に向くと、前に迫るほどの勢いはなくてもしっかり踏ん張り、後方から差を詰めてきた馬を最後まで交わさせず4着となった。今回はスタート直後から追走に余裕がなく、特に向正面に入ってからはかなり反応が鈍かったので、それが夏負け気味だからなのか、川崎のコーナーや砂質が合わないからなのか。とはいえ、3コーナーで走るのを止めてもおかしくないのに最後まで良く頑張っているし、4着なら上々。今野騎手も難しい馬を上手く乗ってくれた。
A43i0608 A43i0670

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2018.07.03

適条件ではなく今回は苦戦必至

◆7/04(水)川崎11R デイリー文月杯…△ブリージーストーム(今野)
ここ2年ほど、大井の1200~1400m戦なら8戦して出遅れた1回を除いて掲示板を外さず好走できているのに対し、コーナーが4回ある1600~2000m戦では6戦して掲示板が1回あるだけと極端な成績になっている。短い距離の方がいいという面はあるにせよ、3コーナーまでに道中外からマクられることのない短距離では好走し、マクり気味に進出して向正面のうちに交わされてしまう1600~2000mではダメという要因が大きい。今回は川崎で1400m戦といえどもコーナーが4回あるので、果たして注文通り外から擦られずに直線を迎えられるかどうか。決してこのレースが狙いだったわけではなく、大井に適条件がなかったのでここへ回ったという背景もあり、今回は強気になれない。4歳時のいちばん良かった時も川崎では勝てておらず、左回りもあまり合わなそう。ただ、オープン戦で2走続けて好走できていて、A2の自己条件なら実力上位。外の4番手あたりに位置して、縦長の展開になり、外から並び掛けられないまま直線に向けば勝機も。

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2018.07.01

実に嬉しい、偉大なる「2着」

ブリーズドゥース、4ヶ月ぶりでも馬が良くなっていて2着に好走し、大井へ移籍するために必要な獲得賞金(150万円以上)をクリアできた。未勝利卒業と同じ価値がある2着で、関係者の努力に感謝。

◆6/30(土)函館2R 3歳未勝利(牝)…◎エトワールドパリ(藤岡佑)→4着
中1週でもプラス6キロ。もっと増えてもいいくらいだけど前走当時のような細い印象は受けず、落ち着いてパドックを周回していた。スタート後の1歩目で躓いて態勢を崩してしまい逃げられず、後方4番手で1コーナーに入った。まずまず流れが速くなり、ペースを考えると位置自体は悪くなかったけど、向正面に入ってから馬群の外から進出して徐々に前との差を詰め、3コーナーに入る頃にはジョッキーの手が盛んに動きながら5番手まで押し上げたものの、直線に向くとさすがに余力がなくなって伸びあぐねてしまい4着となった。スタートはいい馬だったので、躓いて後方からになったのは想定外。それでも優先出走権は確保しているので、引き続き順番待ち。

◆6/30(土)福島3R 3歳未勝利(牝)…×キュアエンジェル(△藤田菜)→16着
初出走とは思えないほど落ち着いて歩けていたし、前向きさも感じられた。ただ歩様が全体的にこぢんまりとしていて馬体にメリハリがなく、いかにも使いつつといった印象。ゲートの出はまずまずだったものの、スタート直後から追走に苦労している様子で最後方から。何とか馬群から離されないよう懸命に追われても、3コーナーに入ったあたりでは1頭だけポツンと最後方に。そのままゴールまで流れ込む形になり、勝ち馬から3.6秒差のシンガリ負けを喫した。残念ながらタイムオーバーで、今のままではダートを使っても余計に勝ち馬との差が開きそう。

◆6/30(土)函館9R 3歳以上500万下(牝)…×クイックモーション(丸山)→13着
マイナス2キロの468キロとそれほど減らずにレースを迎えられたけど、やはりまだまだ線が細くて490キロくらい欲しい。トモの伸びが良く、パドックの雰囲気は上々だった。ゲートの中でかなりガタガタしてしまい、伸び上がるようにゲートを出て後方から。徐々にポジションを挽回して後方5番手で1コーナーに入った。馬群の外を回してジンワリとポジションを押し上げ、向正面に入るあたりではちょうど中団に。3コーナーに入ってから追われたものの、その時点でかなり手応えは怪しく、馬群の外を回らされたこともあって直線に向く頃には後方まで下がってしまい、結局はシンガリ負けを喫した。出遅れたなら、それはそれとして大人しく後方待機しておけばいいものを、強い競馬をしてはこんな結果になるのも当然。レース選択が最悪なら乗り方も最悪だった。

◆6/30(土)中京11R 白川郷S…○アンデスクイーン(福永)→4着
中1週でも馬体重は前走と変わらず、全く疲れを感じさせないしっかりとした歩様でパドックを周回し、文句なしの気配だった。揃ったスタートを切り、逃げ馬の前めのインを取りに行った。ラチ沿いの4番手で1コーナーに入り、理想的な位置取り。縦長のスローな展開になってしまい、道中はずっと逃げ馬から4馬身ほど後ろのインでじっと構える形に。4コーナーから追われ始めたもののペースが遅かったので前との差をなかなか詰められず、いったんは後方に下がりかけつつも坂を上がってからもう一度伸びて3着争いはハナ差及ばずの4着だった。速い流れの高速決着は得意だけど、スローの上がり勝負では分が悪かった。今回もいいレースはできていて、牡馬混合の準オープンをもう1回勝つのは並大抵のことではない。

◆7/01(日)福島1R 3歳未勝利(牝)…×ブリーズドゥース(松山)→2着
4ヶ月ぶりでも落ち着いていたのは良かったし、以前よりも全体的に歩き方がしっかりしていて前進できそうな雰囲気だった。揃ったスタートを切り、促して逃げ馬の外に並びかけて2番手を取りに行った。平均的なペースになり、逃げ馬からは1馬身離れての追走に。向正面でも外からマクられず2番手をキープ。3コーナーに入って逃げ馬の手応えが怪しくなってもこの馬はいい手応えのままで、4コーナーの半ばで先頭に立って直線に向くと、外から並び掛けてきた馬を再度突き放した時は一瞬勝ったかと思ったけど、さらに外から差を詰めて来た馬には交わされてしまい2着となった。過去4戦からすると鮮やかな変わり身で、今までなら直線入り口で後退していたのが最後までしっかり走れるようになった。林徹調教師がこの馬を上手く鍛えてくれたし、松山騎手も積極的に乗ってくれて頭が下がるばかり。まだ首が高いままで、これで上手に首を使ってバランス良く走れるようになればもっとやれそう。この2着で賞金200万円を獲得し、大井競馬へ移籍するための条件をクリアできたのが何よりも嬉しく、この2着は未勝利脱出と同等の価値がある。

◆7/01(日)函館5R 2歳新馬…△パイロテクニクス(勝浦)→1着
496キロと大柄な馬体で、まだ多少余裕があって新馬戦としては理想的な仕上がり。気の悪さを見せずトモの伸びも上々だった。まずまず揃ったスタートを切り、少しダッシュが鈍くて5番手から。雨が降って重まで馬場が悪化しても道中の走りには余裕があり、3~4コーナーの中間あたりで少し促して前との差を詰め、先頭から4馬身差の5番手で直線へ向くと、馬群の外へ出さずに馬群を割る形でいい脚色で伸び、残り100m過ぎで逃げ馬を捕らえて先頭に立つと、2馬身半の差を付けてデビュー勝ちをおさめた。新聞の印どおり単勝14.0倍の4番人気という低評価で半信半疑だったけど、重馬場になったのも良かったのか、中団から馬群を割って差し切るという味な競馬で勝ってくれた。もちろん将来的にはダートの方が良さそうだけど、レースぶりが大人びていたので函館2歳Sに向かうのも面白そう。

【次週出走予定】
◆7/04(水)川崎11R デイリー文月杯…ブリージーストーム(今野)
◆7/07(土)函館8R 3歳以上500万下…ブレッシングテレサ(藤岡佑)
◆7/08(日)福島6R 2歳新馬…オルオル(未定)
◆7/08(日)函館12R かもめ島特別…アグレアーブル(岩田)
◆7/08(日)函館12R かもめ島特別…イストワールファム(ルメール)

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2018.06.30

現2歳世代のJRA最初のデビュー戦

現3歳世代は14頭中5頭しか勝ち上がっておらず、しかも今年に入ってから初勝利を挙げたのはは1頭だけ。もう残されたレースも多くないので、そろそろ未勝利を卒業できないものか。JRAの2歳馬は日曜のパイロテクニクスが先陣を切ってデビューする。

◆6/30(土)函館2R 3歳未勝利(牝)…◎エトワールドパリ(藤岡佑)
前走は2番手から早めにバテてしまい3着止まり。6キロ減という数字以上に細く見え、そこから中1週での臨戦なのでさらに減っていないか心配だけど、前走よりは相手関係も楽になり、ハナを切りそうな馬も見当たらず、注文通りの競馬はできそう。おそらく重か不良馬場でレースを迎えることになり、乾いたダートでは時計面に限界がある一方、芝でも好走実績があることからスピード決着は歓迎のはずで、ハナさえ切れればここは勝機。負けるとしたら初ダートのホッコーエレノア。

◆6/30(土)福島3R 3歳未勝利(牝)…×キュアエンジェル(△藤田菜)
ヤナガワ牧場系列のYGGオーナーズクラブの馬(旧ブルーインベスターズ)。馬代金無料で募集されていたので申し込んでみた。特にどこかを怪我していたわけではなく、なかなか競走馬として仕上がらずようやくデビューにこぎつけた。最終追い切りでようやっとまずまずの調教時計が出せた程度で、それまでは2歳馬にも軽くアオられ続け、現状ではとても上位争い云々を言えるレベルではない。シンボリクリスエス産駒なのに芝の1200mでデビューさせるのも体力的なものを考慮されてのはず。タイムオーバーは何とか避けられないか。

◆6/30(土)函館9R 3歳以上500万下(牝)…×クイックモーション(丸山)
前走はダート3戦目にして初めて馬券圏内となる2着に好走した。とはいえ勝ち馬に0.6秒差を付けられる完敗で、時計面からもまだ勝ち負けできる水準には達していない。線の細い馬なので輸送がない函館の滞在競馬は合うはずで、メンバーや展開次第では引き続き上位争いも可能だけど、7レースの牡馬混合戦に回っていればレベルの低い8頭立てでまず勝ち負けだったのに、前走で好走した丸山騎手にこだわったのか牝馬限定戦に回ったことで、降級馬が多くてメンバーがかなり高い一戦になってしまい、ここでは苦戦必至。日曜7レースに組まれた牝馬限定の芝2000m戦(7頭立て)でも良かった。完全にレース選択ミス。

◆6/30(土)中京11R 白川郷S…○アンデスクイーン(福永)
川崎のスパーキングレディカップは補欠4番手から繰り上がる見込みがなく、中1週でこちらに出走することになった。前走は牡馬混合の定量戦で3着に好走して力のあるところを見せてくれた。前を行く2頭が直線で外に膨れるなど恵まれた面はあったにせよ、馬群の中をものともしない根性のある走りで、引き続き今回も上位争いは十分可能。ハンデ戦で54キロと実質トップハンデになったけど、それでも前走よりは1キロ減って走りやすくなるはずだし、有力馬の一頭が除外され、展開次第では単式圏まであり得る。内めの4番ゲートを引けたのも好材料。ここ2戦と同様、インを器用に立ち回って直線で内を突くような競馬をしたい。東京コースで好走実績があり、中京も全く問題なし。11月のJBCレディスクラシックへ出走するためにも何とか賞金加算を。

◆7/01(日)福島1R 3歳未勝利(牝)…×ブリーズドゥース(松山)
2月末の川崎交流戦以来4ヶ月ぶりで、この中間に栗東の村山厩舎から美浦の林徹厩舎へ移籍した。今まではじっくりと乗り込むと言いながら急遽レースに出走させたりと、どこかチグハグな臨戦過程だったのが、今回は美浦トレセン入りしてから1ヶ月半近くじっくりと調整され、なかなかいい状態でレースを迎えられそう。とはいえ相変わらずトモが浮腫むなど小さなトラブルは絶えないし、前走の交流戦は森騎手が完璧に乗ったのに直線バテて7着と力不足を感じる内容だったので、4ヶ月でどこまで変われるか。追って味のあるタイプではないことから、バテてもいいので前でレースを進めたい。この馬の場合、勝利よりも大井への移籍に必要な獲得賞金150万円が欲しい。

◆7/01(日)函館5R 2歳新馬…△パイロテクニクス(勝浦)
現2歳世代は、先日の門別ショコラフレーズが初出走・初勝利を挙げ、このパイロテクニクスはJRA所属馬の中ではデビュー第1号となる。その名前の通りにパイロ産駒なので、当然ダートでの活躍を期待していたら、まずは芝を使われることになった。トラブルなく順調に進められたけど、今まで特に注目馬として取り上げられることはなかったし、今週の新聞での印も薄いものばかりで、追い切りの時計も特筆するほどでもないのに、陣営は「今の2歳馬の中では主力級と言っていい」と妙に強気で、果たしてどこまで走れるか。8頭立ての少頭数になったのは歓迎。本当にここで通用するなら2歳重賞路線でも楽しみになる。

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2018.06.29

ショコラヴェリーヌの2017

今年の社台・サンデー募集馬は、地方オーナーズのショコラヴェリーヌ17(メス 父:パイロ)のみ申し込んで、無事に購入が確定した。

この馬は募集開始直後からずっと断然の1番人気をキープしていて、最終的には80通を超える第1希望申し込みを集めたとか。おばのララベルが昨年大活躍し、この馬の兄ショコラフレーズがタイミング良くツアー直前に門別でデビュー勝ちしていることが人気の要因か。現3歳世代は地方馬に出資しておらず、過去4年間の出資実績はブレッザフレスカ50万円・フェドゥラフォレ70万円・ショコラフレーズ60万円の計180万円と多くなかったので、あまりの人気の高さに当選できるか心配していたら、やはり出資金額自体はボーダーラインに届いておらず、母のショコラヴェリーヌを購入していた実績も加味されて当選になったとのこと(火曜日に大井で結果を聞かされていた)。この一族はこれで通算9頭目の購入・出資となり、母や兄のように早期デビューからの活躍を期待したい。
Result P1011376

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2018.06.26

状態を上げられず6着止まり

◆6/26(火)大井8R C1(三)(四)(五)…○ブレッザフレスカ(赤岡)→6着
相変わらず毛が太いままで張り艶は冴えないけど、いつもなかなか前へ出ない右トモの状態は、ここ1年以内では一番よく見えて、少なくともパドックだけなら左右のトモがバランス良くなっていた。1番人気になりそうな馬が出走を取り消し、しかも前へ行きそうだったので展開面では有利になり、好スタートから押してスムーズにハナを取り切った。半馬身ほどリードをとっての逃げとなり、持ったままいい手応えで3~4コーナーを向き、半馬身のリードを保ったまま直線に向くと、いざ追われてもなかなか後続との差を広げられず残り200m地点では外の3番手にいた馬に交わされてしまい、そこからもしばらくは2番手のまま踏ん張っていたものの、残り50mくらいで力尽きて6着となった。6着とはいえ勝ち馬から0.7秒差と離されたわけではないけど、鼻出血のリスクが高いため攻めを強化できず、なかなか状態面を上向きにできないのが難しいところ。
A43i0154 A43i0164

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2018.06.25

逃げを打てれば前走以上に

そういえば昨日のウェスタールンドの勝利は、JRA出資馬通算200勝目でした。

◆6/26(火)大井8R C1(三)(四)(五)…○ブレッザフレスカ(赤岡)
鼻出血を発症して順調さを欠いた前走も、2番手から一旦先頭に立ってあわやのシーンは作れた。一度使われた後、一開催飛ばさずここへ出走してきたからには多少なりとも前走より状態面も上向いているはずだし、メンバーを見ると前走二桁着順に大敗している馬が多く、ここ一連の時計的にも上位争いに持ち込めそう。ハナにこだわりそうな馬は見当たらないけど、前へ行きたい馬は多く、流れがどうなるかがカギになる。内の3番ゲートを引いたことから、ここも逃げの手に出たい。

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2018.06.24

長休明けを圧勝するダート適性の高さ

宝塚記念に出走したストロングタイタンは今日のところは完敗。でもウェスタールンドは、長期休養明けながらちょっとモノが違うのではと思うような強い勝ち方をしてくれ、これはダート路線での活躍を大いに期待してしまう。

◆6/23(土)東京12R 3歳以上500万下…×キュイキュイ(△藤田菜)→8着
チャカチャカと小足を使った歩きでもイレ込んでいるほどではなく、いつもに比べると落ち着いている方。馬体重こそ前走と同じでも厚みのある馬体で力は出せそうなデキに見えた。あまりゲートの出は良くなく後方3番手から。3コーナーからはラチ沿いのインコースに入れたものの、ずっと口向きが悪くて外に張ったままの走りになってしまい、懸命に修正しつつほぼ最後方で直線に向くと、馬場のいい外には出せずバラけた馬群の中を進め、それでもソコソコの伸びは見せて8着となった。結果的にあまり上手い乗り方ではなかったけど、それでも1.0秒差の8着なら期待以上。広いコースで後方から差す競馬は向いてるかも。

◆6/24(日)函館8R 3歳以上500万下…×ブレッシングテレサ(藤岡祐)→2着
尻尾を振ったり多少チャカつく面は見せても、今までを考えると別馬のように落ち着いて歩けていたし、歩様の力強さ・馬体の張りとも上々で好気配。まずまずのスタートを切り、抑えて後方2番手まで下げた。掛かるのを抑え加減の追走となり、外に馬がいて馬群の中を追走する形で3~4コーナーを回り、それでも直線に入った時にガラッと空いた外に出すと1頭だけ違う脚色で前との差を詰め、先に抜け出した馬には3/4馬身及ばず2着となった。函館は直線が短いので苦戦を覚悟していたけど、それにしても馬群の中でよく我慢して終い伸びてくれた。馬券圏内に好走できたのはデビュー戦以来で2年4ヶ月ぶり。不振を極めた牝馬をここまで立て直したのは関係者の努力によるもので頭が下がるばかり。

◆6/24(日)阪神11R 宝塚記念…▲ストロングタイタン(川田)→11着
発汗は目立ったものの気の悪さは全く見せずに集中して歩けていたし、馬体の張りもあって前走同様に好気配で十分力を出せるデキだった。揃ったスタートを切り、ジンワリと前へ行って逃げ馬の直後の3番手に位置した。淡々とした比較的速めのペースになり、向正面までは隊列が変わることなく少し抑え加減の追走。3コーナーの手前では前を行く2頭の外に出して早めに動く態勢を整えつつ、4コーナーでサトノダイヤモンドが動いたのと併せて動き始めて2番手で直線に向いたものの、その時点で既に脚色は余裕がなく、残り200m地点で一杯になってしまい勝ち馬から1.2秒差の11着となった。スタート直後は一旦外に振りながらいい位置を取りに行き、3コーナーでは外に出していつでも動ける準備をして、4コーナーではレースの流れに沿って早めに動くという勝つための競馬をしてくれ、実際に道中は何の不利も受けない好騎乗だった。惜しむらくは、馬場が稍重のままだったことと想定よりも流れが速くなって前が辛い展開になってしまった点。2200mの距離も長かった。でも強い相手に正攻法の競馬をした経験が今後に生きてくるはず。

◆6/24(日)函館12R 津軽海峡特別…△ウェスタールンド(藤岡佑)→1着
グリーンチャンネルのパドック中継がほぼ真後ろからの映像だったので気配はよく分からず。長期休養明けでも8キロ増にとどまり、少なくとも太くは見えなかった。揃ったスタートを切り、スタート後はあまり馬に行く気がなく後方4番手から。馬群の外を回しつつ向正面に入り、いったん馬群の中にいれても砂を被るのを嫌がる様子はなかった。後方4番手で3コーナーに入ると、手綱を持ったまま馬群の一番外を回して一気に前との差を詰め、3番手まで上がって直線に向くと、いい脚色をキープしたまま残り200m地点で突き抜けて1馬身3/4の差を付け、1年4ヶ月ぶりの長いブランクをものともしない完勝で通算4勝目を挙げた。3コーナーで持ったまま上がって他馬を一気に交わす脚色はアーモンドアイを彷彿とさせ、上がり3ハロンは35.9秒とおよそダートのものとは思えない速さだった(上がり2位は37.0秒)。想像を遙かに上回るダート適性の高さで、これはぜひ早めに重賞に出走させたい。

【次週出走予定】
◆6/26(火)大井8R C1(三)(四)(五)…ブレッザフレスカ(赤岡)
◆6/30(土)福島3R 3歳未勝利(牝)…キュアエンジェル(△藤田菜)
◆6/30(土)函館7R 3歳以上500万下…クイックモーション(丸山)
◆6/30(土)中京11R 白川郷S…アンデスクイーン(福永)
◆7/01(日)福島1R 3歳未勝利(牝)…ブリーズドゥース(松山)
◆7/01(日)函館5R 2歳新馬…パイロテクニクス(勝浦)

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2018.06.23

宝塚記念挑戦と1年4ヶ月ぶりの復帰戦

今週はストロングタイタンが宝塚記念に挑戦するほか、ウェスタールンドが1年4ヶ月ぶりに復帰し、しかも待望のダート戦に出走するという楽しみな顔ぶれ。

◆6/23(土)東京12R 3歳以上500万下…×キュイキュイ(△藤田菜)
2歳時に未勝利戦を勝ってから6戦していずれも好走できていない。その中に5着が1回だけあるとはいえ、11頭立ての少頭数で勝ち馬から0.7秒差の完敗を喫しており、上位争いとはほど遠い状態が続いている。前走はダート戦に挑戦したものの、やはりハービンジャー産駒だけあって全く走れなかった。今回は勝ったことのある東京コースで、長すぎず短すぎない1400mの距離も現状ベストなはずだから、前走よりは条件が好転するし、切れる脚がない分だけ馬場が渋れば有利になるので、展開次第では二桁着順は免れるかも。平場の500万条件にしては妙にメンバーが揃ってしまい、どう贔屓目に見ても勝ち負けに加われる可能性はない。

◆6/24(日)函館8R 3歳以上500万下…×ブレッシングテレサ(藤岡祐)
8戦連続二桁着順のひどい成績だったのが、芝の短距離戦で後方待機のレースをしてからは7着・6着と復調の兆しを見せている。今回も芝1200m戦で、調教の動きからすると引き続き好調を維持しており、しかも前走500万条件での入着馬が1頭だけとメンバーレベルも手頃になったので、実力的には通用の余地が十分ある。ただ、函館は直線が短くて差し・追い込みが非常に決まりにくいし、今開催は特に前残りの傾向にあるため、ここ2戦のような競馬をすると脚を余す恐れが。先行馬が少なくスローな展開になりそうなのも懸念点。この馬が一桁着順に好走したレースは全て藤岡康太騎手が鞍上で、今回は兄の祐介騎手に乗り替わることもマイナスに。

◆6/24(日)阪神11R 宝塚記念…▲ストロングタイタン(川田)
前走は恵まれた面もあったにせよ、直線で内を突くという今までにないレース内容で重賞初制覇を果たしてくれた。追い切りの動きを見ても今までとは馬が変わったかのような迫力のある走りで、中2週でも前走同様の項状態をキープできている。初めてのG1挑戦でメンバーレベルも格段に高くなるし、G1ともなると走破タイムや勢いだけでなく馬の格みたいなものも必要になるので、ここで通用するかは未知数。ただ、宝塚記念は例年比較的上がりのかかる展開になって、いい脚を長く使えるタイプが好走していることから、切れる脚はないけれど持続性のある脚を使えるこの馬に展開が向く可能性が高い点は強調材料。前日は重まで悪化した馬場もレースを迎える頃には良馬場まで回復しそうなのもプラスで、状態面・展開面・馬場状態と好条件が揃った。あとはこの馬の力がG1で足りるかと、運が向いてスムーズなレースができるかどうか。過去6勝中3勝を挙げている川田騎手への乗り替わりは全く問題なし。毎回書いているけどパドックでの気配が着順に直結する馬なので、馬体に張りがあるかとイレ込んでいないかは注意。

◆6/24(日)函館12R 津軽海峡特別…△ウェスタールンド(藤岡佑)
重度の裂蹄を2回発症してしまい、1年4ヶ月ぶりのレースとなる。2年前の4歳時に小倉で1000万特別を勝ってからは、降級して同条件でも善戦止まりになっていたけど、今回は21戦目にして初めてダートへ矛先を変えた。ダートの方が勝利数が多いネオユニヴァース産駒ということもあり、こなせるどころか芝よりもいい走りができる可能性すらある。休養中に去勢が施され、以前のようにレース前半で真面目に走らない面が解消されていればいいけれど、ますます走る気に欠けるようになっているリスクもある。初ダートなのでモロに砂を被ることは避けたいため、大外枠を引いたのは好材料。長期休養明け・去勢明け・初ダートと不確定要素が多いとはいえ、久しぶりの実戦復帰でどんなレースを見せてくれるか楽しみ。

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2018.06.22

3歳の6月に古馬混合戦を完勝

3歳のアンブロジオが、この時期に古馬混合の1000万条件を勝てたのは大きい。一般的に、菊花賞や秋華賞でも1000万勝ちがあれば上位争いに持ち込めているので、この馬も短距離路線での活躍が楽しみに。

◆6/16(土)函館7R 3歳以上500万下…◎トラベリング(ルメール)→3着
滞在競馬なので馬体が増えるかと思ったら意外にも4キロ減の484キロ。前肢の硬さはいいとしても、全体的に体つきがスッキリ見えるのは気になった。あまりいいダッシュではなく、中団からのスタートになり、徐々に押し上げて6番手で3コーナーに入った。いつもならガッチリ持ったまま追走しているのが、道中促しながらの苦しい流れに。4コーナーで馬群の外へ出すことに成功してもなかなか前との差を詰められず、それでも一旦2番手までは上がり、ゴール前で脚が鈍ったところを内から交わされて3着となった。1000mなら確勝かと思いきや、スタートからスピード負けしていた。でもスピード任せのレースではなく、今回のような道中我慢して直線で差す競馬が板に付けば、いずれもっと上のクラスでも勝てる。着順はともかく内容的には非常に良かった。

◆6/16(土)東京10R 相模湖特別…△アンブロジオ(横山典)→1着
少し小走り気味にパドックを周回していても、不規則な動きはしていなかったし特に発汗もなく、いつもに比べるとだいぶ大人しい方。馬体に増減はなく、十分力を出せる状態。好スタートを決め、外枠からジンワリと出して行って2番手に位置した。3コーナーまでは少し掛かり気味なのを抑えつつ、1400m戦にしては縦長の展開になったところ、逃げ馬の2馬身ほど後ろで直線に向いた。逃げ馬が馬場の内側を空けていたところ、その外に出さずに内から交わすと残り300m地点で先頭に立ち、外から追い上げてきた各馬を最後まで寄せ付けず3/4馬身差を付けて1着となった。古馬混合戦が始まったばかりのこの時期に、3キロの斤量差があるとはいえ3歳馬が勝つのは並大抵のことではなく、府中なら重賞勝ちも期待できそう。

◆6/16(土)函館12R 遊楽部特別…◎アグレアーブル(ルメール)→1着
長期休養明けを2回使われて馬の形がかなり良くなっていたけど、相変わらず首の高さと前の硬さは気になった。揃ったスタートを切り、押して前へ行って2番手に位置した。逃げ馬の1馬身外を追走し、10頭立てでも隊列は縦長になってモマれずスムーズな走り。2番手をキープして3コーナーに入り、残り400m地点で逃げ馬がバテて直線の手前で先頭に立ち、そこからは危なげなく1馬身ほどのリードを保って後続を寄せ付けず1着となり、2年前の函館以来の通算3勝目を挙げた。今回はスムーズに走れて力を発揮きたし、開幕週で先行有利な馬場状態で最内枠を引けたのも幸運だった。

◆6/17(日)函館1R 3歳未勝利(牝)…◎エトワールドパリ(岩田)→3着
こちらも滞在競馬で馬体が増えるかと思ったら、意外にも6キロ減の476キロ。いつものように落ち着いてパドックを周回していたけど、数字以上に胴周りがかなり細く見えたのは気になった。好スタート好ダッシュを決めたものの、外の馬が速くて2番手に付けた。ちょっと流れが速くなってしまい、それでも2番手をガッチリとキープして、外から被されずにスムーズな追走。3コーナーに入ったあたりでジョッキーの手が動いて逃げ馬との差を詰めに掛かったら、むしろ差が開いてしまい、直線に向いてからも反応が今ひとつ。残り200m地点では外から来た2頭に交わされてしまい、それでもゴール前で何とか逃げ馬は交わして3着となった。今回はいつも以上に展開が厳しくなってしまったし、馬体減も響いているはず。それでも3着だから順番が来るのを待つのみ。

◆6/17(日)阪神2R 3歳未勝利…△ダージリンクーラー(△川又)→12着
ブリンカー着用。6キロ減って450キロの過去最少馬体重でも、こちらは特に細くは見えなかった。ただ手先だけで歩いている感じで力強さに欠けていた。まずまずのスタートを切り、押してもなかなか前へ行けず最後方で1コーナーに入った。1周ビッシリ追わないとダメなのに、向正面に入るまでは持ったままの追走で、向正面半ばから懸命に追われても全く前との差を詰められず、最後方のまま3~4コーナーを回り、直線に向いた頃には先頭から20馬身くらいの差があって完全に勝負圏外。いつも通り最後までバテずには走って12着に終わった。ペースが遅い前半は抑え、ペースが速くなった後半に必死に追ったところで前に追いつけるわけがない。もともと苦戦は覚悟していたけど、それにしても敢闘精神が特に見られない乗り方は不満。

◆6/17(日)阪神10R 灘S…▲アンデスクイーン(松若)→3着
少しずつではあるけれど、牝馬ながらレースに使われつつ馬体が増える点がこの馬のいいところ。6キロ増えて490キロと過去最高馬体重。全然太くなかったし、キビキビとした歩様で力強さもあり、デビュー当初の非力な感じからは隔世の感。まずまずのスタートを切り、1コーナーの手前でスッと最内に入れて3列目の5番手集団に位置した。向正面で前を走っていた馬が外に出てくれ、前がガラッと空く幸運に恵まれていつでも動ける態勢に。3コーナーからジョッキーの手が動き始め、引き続きガラ空きのラチ沿いを進んで、前を行く2頭が直線入り口で外へ膨れた間隙を突いて最内から先頭に立つと、残り300mで一番人気の馬に並び掛けられ懸命に抵抗しても、残り200mからは脚色が鈍くなって、ゴール直前で外からドッと来られても何とか3着はキープした。今回も松若騎手が最高に上手く乗ってくれたし、前がガラッと空く幸運に恵まれた面はあったけど、牝馬が定量の準オープンでこれだけ走れれば文句なし。残念ながら7月の川崎スパーキングレディは補欠の4番手で出走は叶いそうもなく、引き続き準オープン戦に向かうことになった。何とか11月のJBCに出走させたい。

◆6/17(日)東京12R 3歳以上500万下(牝)…▲サラーブ(川田)→7着
骨折休養明けなので16キロ増は仕方なし。でも全く太め感はなかったし、むしろトモのボリュームが一際目立ち、しかも歩様に柔らかさがあって、普段は滅多に買わない馬券を購入したほど。あまり良いスタートではなく、後方から徐々に挽回してちょうど中団で向正面に入った。ラチ沿いでじっくり脚をためる形になり、3~4コーナーでも特に押し込められることなく4番手で直線に向くと、馬群の内から一旦2番手に立って先頭に迫る勢いだったのが、残り300m地点から脚色が鈍り、そこから踏ん張りきれず徐々に後退して7着に終わった。道中は何の不利もなかったし、そのまま先頭に立ちそうな流れだったのに後退したので首をかしげていたら、ジョッキーによると骨折した時の痛みを思い出したのか脚をかばった走りになったとのこと。使われるうちに走りも良くなってくるのでは。

【次週出走予定】
◆6/23(土)東京12R 3歳以上500万下…キュイキュイ(△藤田菜)
◆6/24(日)函館8R 3歳以上500万下…ブレッシングテレサ(藤岡祐)
◆6/24(日)阪神11R 宝塚記念…ストロングタイタン(川田)
◆6/24(日)函館12R 津軽海峡特別…ウェスタールンド(藤岡佑)

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2018.06.16

函館に有力馬が揃う

先週の水曜に門別競馬・土日に社台ツアー参加という強行軍に加え、都内との気温差がたたってしまい、その疲れから帯状疱疹を患う憂き目に。日曜日のツアーの時点で体調が悪く、途中で帰ったのが結果的に正解だった。発疹は大したことないけど、ちゃんと治さないと後遺症のリスクがある病気なのでしばらく静養。今週末の函館遠征はさすがにキャンセル。

◆6/16(土)函館7R 3歳以上500万下…◎トラベリング(ルメール)
ダート1200m戦でも持ったまま楽にハナを切れるくらいスピードがある馬なので、ダート1000m戦は絶好の舞台。今まで残り200mで甘くなっていたのをカバーできるはず。2ヶ月ぶりでもしっかりと乗り込まれていたことから状態面は問題なし。初の古馬混合戦になるけど、今までよりも2キロ少ない54キロで出走できるのは先行馬としては非常に有利な材料だし、2番ゲートを引けたのも幸運。1000万条件からの降級馬もいるけれど、ここはスピードの違いで押し切れる。

◆6/16(土)東京10R 相模湖特別…△アンブロジオ(横山典)
前走のニュージーランドトロフィーでは、大外枠から終始外を回される距離損はあっても、直線に向いた時点で一杯になってシンガリ負けを喫した。特にモマれることもなく走り自体はスムーズだったので、大敗の原因がつかめない。今回は得意としている東京芝1400m戦になり、1月に3歳戦とはいえオープン特別で2着に好走しているコースだから、前走のようなことはないはず。時計的には十分通用するし多少渋った馬場もこなせるので、あとは初の古馬との対戦になる点がどうか。

◆6/16(土)函館12R 遊楽部特別…◎アグレアーブル(ルメール)
前走は3コーナーまでは馬群の外をスムーズに走っていたのに勝負所で悠長に構えていたら、いつの間にか馬群に包まれて直線全く抜け出せず完全に脚を余しての2着と、出資会員の血圧を30mmHg上げるような歴史的クソ騎乗だった。それでも2着まで押し上げるのだから馬の実力は大したもので、今回は2勝目を挙げた函館コースだし、10頭立ての少頭数に落ち着いたから極端にモマれることはないはず。1000万条件からの降級馬もいるけど、この馬も既に500万条件は勝っているし、キッチリと決めてこの夏は北海道で飛躍したい。

◆6/17(日)函館1R 3歳未勝利(牝)…◎エトワールドパリ(岩田)
ダートの未勝利戦は今回で8戦目。1700~1800mなら楽に逃げられるスピードはあるし、ここのところ厳しい展開になってもしっかり粘れるようになり、未勝利卒業はもう順番のところまで来ている。前へ行きたい馬が他に2頭いるけど、幸いにして内の4番ゲートを引けたので今回も逃げの手に出られそう。小回りの函館なら粘りも増すはずで、もうそろそろ初勝利を挙げたい。

◆6/17(日)阪神2R 3歳未勝利…△ダージリンクーラー(△川又)
全く先行力がなく前へ行けないけど終いまでバテずに脚を使える強みはあり、勝てないまでも入着圏内のレースを繰り返している。この馬が勝つためには前がやり合って崩れるような展開にならないと厳しく、今回のメンバーを見るとスンナリ隊列が決まりそうで、引き続き入着争いといったところか。2キロ減の騎手で今までよりは前へ行ける可能性があり、スタートからゴールまでビッシリ追ってもらえば前進も可能。

◆6/17(日)阪神10R 灘S…▲アンデスクイーン(松若)
前走はハンデ戦とはいえ道中上手く立ち回って牡馬混合の準オープンを勝ってくれた。降級して引き続き準オープンなら実力的に見劣らず、2走前も牡馬混合の定量戦で勝ち馬に0.3秒差と接戦まで持ち込んでいるので、近走不振馬の多い今回もチャンス十分。馬群を全く苦にせず狭いインを突ける器用さがあり、高速決着が得意な馬なので、今回も中団のインに待機して直線で差すような競馬をしたい。次走は川崎の交流戦を予定しており、賞金を加算して出走を確実なものにできれば理想的。

◆6/17(日)東京12R 3歳以上500万下(牝)…▲サラーブ(川田)
昨年12月に未勝利を勝った後、右前脚を骨折してしまい半年ぶりのレースになる。休み明け・昇級戦・初の古馬混合戦と条件的には厳しいけど、その未勝利は牡馬混合の芝2000m戦を完勝していて、骨折がなければこの馬もクラシック戦線に乗っていたのではと思わせる内容だった。実力的にはこのメンバーに入っても断然の存在だし仕上がりも上々なので、ここをアッサリ通過できるようならこの先が非常に楽しみになる。

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2018.06.15

カヴァレリア3連勝

カヴァレリアが3連勝を飾ってくれた。休養後に大井でもう1戦した後、秋の東京開催を目標にJRAへ復帰することになった。

◆6/08(金)大井10R 特選仲夏賞…◎カヴァレリア(真島)→1着
中1週でも疲れた様子はなくキビキビとした歩様でパドックを周回して好仕上がり。引き続き力は十分出せる状態に見えた。揃ったスタートを切り、押して前へ行かせて一旦ハナに立ったものの、外の馬を行かせて2番手に控えた。1~2コーナーでは掛かるのを抑えつつ、向正面に入ったあたりで折り合いが付き、逃げた馬に並びかけた。3コーナーに入るあたりでは逃げ馬がバテて早くも先頭に立ち、持ったままのいい手応えで直線に向くと、内ラチ沿いピッタリに進路を取りながら後続を寄せ付けず、3馬身のリードを保って1着となり3連勝を飾った。前走は展開に恵まれた面もあったけど、今回は自分でレースを作っての完勝で、レースを重ねるごとに内容が良くなってきたのは厩舎関係者やジョッキーのおかげ。C1クラスをもう1勝してもJRAでのクラス(500万)は変わらないことから、一度休養に出しつつもう1戦してからJRAに戻ることになった。
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◆6/10(日)東京6R 3歳未勝利…▲エールブラン(△武藤)→8着
馬っけを出しながらもパドックの外を大きな歩様で周回していたし、歩様にもそれほど硬さは感じられず好仕上がり。揃ったスタートを切り、押してハナを取りに行こうとしたところ、外からドッと来られてしまい7番手のインで1コーナーに入った。道中の反応が鈍くて向正面では早くもジョッキーの手が動きはじめ、どんどんポジションを悪くしてしまい3コーナーに入るあたりでは10番手くらいに後退。そこからも懸命に追われて何とか引き離されずに食らいつくも、直線に入っても伸びずバテずといった走りで勝ち馬からは3.1秒差の8着に終わった。逃げられなかった時点で苦戦は必至だったけど、なんとか1周回ってくるのが精一杯のレースになってしまった。もうダートの長距離戦はなく、残念ながら未勝利卒業はかなり難しそう。

【次週出走予定】
◆6/16(土)函館7R 3歳以上500万下…トラベリング(ルメール)
◆6/16(土)東京10R 相模湖特別…アンブロジオ(横山典)
◆6/16(土)函館12R 遊楽部特別…アグレアーブル(ルメール)
◆6/17(日)函館1R 3歳未勝利(牝)…エトワールドパリ(岩田)
◆6/17(日)阪神2R 3歳未勝利…ダージリンクーラー(△川又)
◆6/17(日)阪神10R 灘S…アンデスクイーン(松若)
◆6/17(日)東京12R 3歳以上500万下(牝)…サラーブ(川田)

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